2019年11月6日水曜日

反復練習が大事

本日、中学1年生の数学の体験授業を行いました。


比例と反比例の単元を進めていったわけですが、比例の問題ばかりが並んでいるところでは理解できているが、比例と反比例の問題が混じって出題されている部分ではどちらの問題なのか理解できていなかったのです。


このような子は小学生に多くいます。要するに単元のタイトルが出ているとそこの問題は全てその方法で解くというものです。例えば分数の掛け算と書いてあったら、文章題に出ている数字を単純に掛けるといった感じです。


これの何がいけないのかというと、公式や解き方は理解しても、どのような場合にこの公式を使うのかとか、文章をしっかりと読んで何を問われているのかをしっかりと理解せずに直感でただ問題を解いているからです。


当然、テストでは色々な問題が混じってランダムな順序で出てきます。それに対応していくには、問題の区別がしっかりできていることが大切です。


解決方法としてはとにかく類題をたくさん解くことに限ります。今日の子も初めは直感で公式を使っていましたが、こういう場合は比例の式で、またこういう場合は反比例の式でと丁寧に説明をし繰り返し問題を解いていったら、最終的には少しずつ理解できるようになりました。体験は1時間だけですので、まだまだ完ぺきではありませんが家での復習が大事だと伝えました。


塾ではきっかけを与えることしかできませんので、あとは本人がどれだけ反復練習ができるのかに限ります。今日やったことはその日のうちに復習するのが効果的であると思います。仮に忘れてしまっても復習することで思い出してくれればより深い理解に繋がると思いますので、繰り返し練習することが大事であると言いたいです。

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