2019年11月4日月曜日

言葉に出すと具現化される

1週間授業をしてきて思ったことを書きます。


塾が初めての生徒様が多いのかもしれませんが、予習を中心に授業を進めていくと、よく考えもせずに「無理」とか「わからない」などのネガティブな発言を連発している子がいます。まあ予習をしているのですから難しかったり、わからなくて当然なのですが、それを言葉で発してはいけないと思うのです。


なぜなら、口に出してしまうとそれが現実のものとなってしまうからです。気持ちの問題といいますか、どれだけ難しい問題が出てこようと、解いてやるぞって気持ちがあれば、なんとかして解こうと努力できるものです。やる前から無理だのなんだの言っていたらできるものもできなくなります。


なので、そういう生徒様にはまずは講師が例題をやってみせ、類題は数字が違うだけだから例題を見ながらでもいいからやってみようと、生徒様にさせてみせ、そしてできたら褒めてあげる。そうしないと人は成長しないのです。


生徒様の気持ちをコントロールするのも塾の仕事であります。常日頃から一挙手一投足をしっかり観察してリアルタイムに対応していくことでサポートできたら良いと考えています。

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