2019年10月23日水曜日

入塾を検討するタイミング

周りの子たちが塾に通い始めたからそろそろ我が家も考えないといけないのかなと思っている方もいると思います。


今日はその辺の話をしたいと思います。
入塾する数が一番多いのが小学校を卒業して中学に入学するときです。一斉塾なんかですと3月から新年度の授業が始まりますので小6の2月には説明会に行ってという流れになります。年度の途中からでも入塾は可能ですが成績によっては制限を受ける場合があるので注意が必要です。これは受験生に限るので、小学生や中2まででは特に考えなくていいことです。


個別の塾ではその子のペースに合わせてなので何時から始めてもいいわけです。
上記のように中学入学のタイミングがなぜ人気なのかというと英語の授業が始まるからとか、算数から数学に変わったときに急についていけなくなるのではないかなど、何かと不安な要素を含んでいるからです。


それを見越してもっと早め(小4または小5)から塾に行って算数の文章題の克服や国語の文章読解能力をつけたり、英語の予習をしてしまおうと考える方もいらっしゃいます。来年度から小学校でも本格的に英語教育が始まりますので、英語の需要が高まり通塾の時期がさらに早まる可能性も出てきます。


上の二つの例は先手が打てているのでそれほど問題はないと思いますが、中学に入ってから様子を見ている例も多く見受けられます。定期テストの結果を見てまだ真ん中くらいだから大丈夫と思っていて、そのまま横ばいで時間だけが経過しているパターンです。このまま受験生を迎えると少し困ることが出てきます。現在の成績から高校を選ぼうとすると中堅以下の高校に限定されます。

塾に通っていると模擬試験を受けることができます。この結果をもとに高校を選定するわけですが、受験生になる前から志望校を決めたり、自分の弱点を知って苦手を克服したり、偏差値があといくつ必要なのかなど目標をもって勉強をすることができます。


なので塾に通っていなくても模擬試験だけは受けておくと自分自身のバロメーターを知ることができ、目標を持てたら、必要に応じて塾を検討するなどの方針を立てることができます。


小学校では定期テストはなく順位も出ません。その代わり単元テストが2,3週間に一度行われます。ほとんどの子が8割以上の点数を取りますので、8割とれていない場合は学校の授業についていけなくなったのではないかと疑うべきです。また良い点数を取っていても本質を理解せずにただ何となく答えがわかるなどの場合は要注意です。この辺を判断するのは難しいのですが、一つの方法としてはある問題について生徒様に順を追って説明してもらうのがわかりやすいです。理解している問題であれば他人にきちんと説明ができるはずです。


いずれにしても、自分の目標を定めるということが一番大事です。目標に対して学力が足りていない、不安があるなど、感じることができて初めて塾の需要が出てきます。
同じ塾に通うにしても目的意識を持っているといないのでは成果に圧倒的な差がでます。
成績が悪いからとか、周りの子たちが行ってるからなどを理由に塾に行きなさいというのはあまり望ましくありません。

もし、目標もなく、危機感もなく、何を言っても聞かない子がいましたら当塾の無料体験授業に来てください。何か一つでもきっかけになるものを提供いたします。

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