2019年10月22日火曜日

英単語の覚え方(一例)

中1の生徒に英単語が全く覚えられなくて困っているとか、覚えても日が経つと忘れてしまうとか、スペルの順番に自信が持てないといったことをよく言われます。


小学生の時にローマ字は得意だったんだけど、中学に上がってからは英語はローマ字とは全く別のものという苦手意識があって覚えられない。


私は英単語をこういう風に考えます。
①英単語を見て読むことができる。
②英単語の意味が分かる。
③日本語から英単語に変換できる。
このような順番で成り立っているものと思います。


いきなり書いて覚えようとするから難しいのかもしれません。確かに繰り返し書くということは重要です。書いているときに心の中で発音しながらとか、意味を考えながら書くことによってより理解が深まるのではないかと考えています。



こんな風に赤シートを使って隠したりしながら見たり、書いたりして覚えていくのもありでしょう。


あるいはローマ字が得意だったとしたら英単語を無理やりローマ字に当てはめて覚えてしまうというのも一つの手です。
Japaneseジャパニーズだったらジャパネセとか、baseballベースボールだったらバセバールとか、Wednesdayウェンズデイだったらウェドネスダイなど無理やり感が強いものやLとRの発音は難しいので区別するのが困難なものもありますが、自分なりの発音でつづりを覚えることが重要です。決して英語の授業で発音してはいけません。恥ずかしいだけですから、頭の中で英単語を書く時だけにとどめておいてください。


クラス中でも英語ができる子というのは何かしら自分なりの方法論を持っているものです。それが確立できればあとは練習あるのみです。


英単語は漢字の書き取りと同じ要素を持っていると考えます。自分で書いてみて違和感がなければその単語は当たっています。違和感があれば基本的にスペルが間違っています。
その違和感を感じ取れることができるまで書いて練習するというのが練習量の目安になると思いますので、試行錯誤しながら色々な方法を試してみましょう。

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