2019年10月21日月曜日

費用対効果を考える

入塾のお問合せで多いのが1か月の月謝はいくらでしょうというものです。ネットが普及した今日でも各学習塾のHPを見ても料金が載っていないところが多々あるのは地域や各校舎によって料金が違ったりしますので仕方がない部分もあります。当塾の授業料は以下の通りです。


一斉の学習塾と個別指導の学習塾では授業形式が違いますので料金を比較することはあまり意味がないことと思います。お子様の性格が競争心に満ち溢れていたり、質問しなくても講義を聴くだけで理解できる、成績順で席を決められても恥ずかしくないなど、一斉塾が向いていると思われる方は同じ料金を支払うのなら5教科対応できて良い点もあります。個別形式でも自習をうまく活用したりすれば5教科対応できないわけではありません。要は生徒様のやる気の部分が大きいので、一斉塾で集団心理を活かした洗脳でも個別塾で1対1で向き合ってコミュニケーションを取りながらやっていくでも、どちらも一理あります。この辺の判断は難しいところです。なので色々な塾を回ってみるのが良いかと思います。


個別指導の学習塾同士で比べた場合、個人で経営してない限りはだいたい同じような料金体系となっております。料金は大手の携帯電話会社のようなものですが、学習塾の場合は物を売っているわけではなく、授業というサービスを売っていますので、教える人がとても重要になります。1年後に教室の責任者が異動で交代してしまったときに全く違う方針になってしまってはうまく成績を上げることができません。私は20年の契約でここの塾を運営していく予定ですので生きている限り方針がぶれることはございません。


上の写真は当塾が進路指導をするときに使っている資料になります。保護者様は自分が通ってきた道ですので理解できていると思いますが、生徒様は自分の将来のことなのに意外と知らない子が多いように思えます。インターネットが普及した今日、調べようとすればいくらでも調べられるのになかなかそちらの方向に目が向いていません。生徒様に真剣に考えてもらうには言い方が少し悪いかもしれませんがお金のことを伝えると響きやすいです。日本は学歴社会です。今、勉強して少しでも上位の高校へ行っておかないと大人になってから苦労するのは自分だよと言います。中卒と高卒では生涯賃金が平均で5000万ほど違いますし、高卒と大卒では1億以上違ってきます。


小学生や中学生の時の投資が将来への投資となるのですから、目先の月謝だけでなく、塾の方針や進路指導の仕方など総合的に考えた上で入塾を検討されることを願います。この記事が何かの参考になれば幸いです。

0 件のコメント:

コメントを投稿